では、疑わしいアイテムや駆除不能なアイテム、また検出されたスパイウェアやハッキング ツールが検疫に保存されます。
疑わしいアイテムが分析のため検疫された場合、次の 3 つのシナリオが考えられます。
悪意のあるアイテムと判断されたもの:アイテムの駆除方法が既に存在する場合、そのアイテムは駆除されて元の場所に保存されます。
悪意のあるアイテムと判断されたものの駆除方法がない場合:そのアイテムは削除されます。
問題のアイテムは悪意のあるアイテムではないと判断された場合:そのアイテムは、そのまま元の場所に保存されます。
Linux コンピュータでは、疑わしいアイテムも、検出されたマルウェアも検疫には送られません。
検出されたマルウェアは駆除または削除されます。疑わしいアイテムはレポートされますが、それに対してアクションをとることはありません。
Web コンソールのメイン ウィンドウで [検疫] をクリックして開きます。ウィンドウは、検索エンジンの部分と結果のリストを表示する部分に分かれています。
検索用の領域では、表示するアイテムにフィルタを適用できます。次の 4 つのフィルタ パラメータがあります。
[理由] メニューで検索するファイルの種類を選択します。ファイルは、検疫に置かれている理由に従って分類されています。
デフォルトでは、疑いがあるとして検疫に送られたアイテムがウィンドウに表示されます。
検索するファイルの種類を選択したら、検索するコンピュータのグループを選択します。
期間を選択します。
[検索] をクリックします。
アイテムを復旧させる場合、関連するチェックボックスをオンにし、[復旧] をクリックして確認メッセージに同意します。アイテムは検索リストから消えて、[スキャンから除外されたファイル] ウィンドウに表示されます。
見つかったアイテムを削除するには、関連するチェックボックスをオンにし、[削除] をクリックして確認メッセージに同意します。
同じ種類のマルウェアを含むアイテムがいくつかある場合、アイテムの 1 つを復旧または削除すると、他のアイテムも復旧または削除されます。
検索リスト内のアイテムにマウス ポインタを置くと、黄色いタグにアイテムに関する情報が表示されます。
[コンピュータ] 列には、コンピュータの名前または IP アドレスが表示されます。どちらが表示されるかは、[環境設定] の [デフォルト表示] セクションでの選択内容に基づきます。
[グループ] 列には、コンピュータが属しているグループが表示されます。グループのフル パスは、ツールチップと Excel や CSV のファイルでのみ表示されます。